お母様おひとりで住まわれていたご実家を、息子さんご家族と一緒に生活できるよう二世帯用にリフォーム。
エコキュートを導入してオール電化住宅に大変身。既存部分を活かしながら、生活スタイルの異なる二世帯が快適に住める住宅へ。
リフォーム事例詳細
お母様おひとりで住まわれていたお宅を、息子さんご家族と一緒に生活できるよう、二世帯住宅へとリフォームさせていただきました。
ご実家をリフォームしてお母様と一緒に暮らすということを、以前から息子さんご夫婦で考えられていたそうです。間取りプランも、息子さんが自ら図面をひいて用意されていたものをベースに専門的なアドバイスを加えて決まっていきました。築15年のお宅でしたが、とてもきれいに住まわれていたので、既存部分を活かし、息子さんご家族が主に使われる2Fを中心に「調和」をテーマにプランニングしました。
<リフォーム箇所>
1Fキッチン・トイレ・バス、2F全面、一部増築
<施工データ>
- 建物構造・種別:
- 在来木造2階建・戸建住宅
- 築年数:
- 15年
- 工事面積:
- 約109平方メートル(約33坪)
- 工事期間:
- 約1.5ヶ月
- リフォーム費用:
- 約850万円
POINT 1:テラスを居室に大変身
もともとテラスだった部分は、増築して4.5畳の和室に大変身。2Fにも息子さんご夫婦用として新設されたキッチンのすぐ横にあり、奥様が料理中でも目の届くところで子どもたちを遊ばせるのにちょうど良いスペースに。「キッズルームっていう感じですね」と奥様。
POINT 2:眺望の良い場所にバルコニーを新設
腰高の出窓があった2階リビングは、バルコニーを新設し、3枚建ての大きな窓になり、開放的な空間に。風通しもよく、家事もしやすく、見晴らしも最高です。
POINT 3:廊下の明るさを確保するためのハイサイドライト
和室の廊下側(写真左側の壁)上部には、壁裏の廊下の明るさを確保するために、テラスからの灯りを壁裏の廊下までとりこめるようにハイサイドライト(採光窓)を取付け。光が入りにくく、暗くなりがちな廊下もさわやかに外の明るさを感じられる空間に。
POINT 4:共用と専用
限られたスペースを有効活用するために、住居内の設備を共用と専用とで使い分けるようにプランニング。お風呂は二世代で共用として1Fに配置し、1Fに住むお母様も使い勝手の良いように配置。ただし、お母様と息子様ご家族ではライフサイクルの異なるため、食事はお互いが気遣いなく準備ができるように各階にそれぞれに配置。